カブス先発のソロカ、肩の故障で故障者リスト入り
サマリ
- カブスの先発投手ソロカが、新チームでの初登板で右肩の不快感を訴え負傷者リスト入り。
- 2回に速球を投げた際に肩に違和感を覚える。
- ナショナルズからトレードで加入したばかりで、チームは先発ローテーションの駒不足に苦しむ。
- ソロカはトレード前にMRI検査を受けたが異常はなかったと述べている。
- カブスのカウンセル監督は「不幸な出来事」とコメント。
新カブス先発のソロカ(肩)が負傷者リスト入り
シカゴ発 - 新たにシカゴ・カブスの先発投手となったマイケル・ソロカは、シンシナティ・レッズに2対3で敗れた試合の後、月曜日にチームが発表したところによると、右肩の不快感を訴え、負傷者リスト(IL)入りすることになった。
ソロカは月曜日に28歳になったばかりだったが、2回に投球した後、肩に何か引っかかるような感覚を覚えた。彼は3回にはマウンドに上がらなかった。
「速球に少し力を込めようとしたら、少し引っかかったんだ」とソロカは試合後に語った。「そして、それは消えなかった。」
ソロカは先週、ワシントン・ナショナルズから2人の有望選手とのトレードで加入した。過去1ヶ月で球速が低下しているものの、カブスの一員として初めてマウンドに上がる際には痛みはなかったと主張した。
「何か問題があるとは全く思わなかった」とソロカは述べた。
6年間のベテランであるソロカは、球速の低下の原因を探っており、トレードされる前の最後の先発登板前にMRI検査を受けた。ソロカによれば、検査結果は異常なしで、彼はメカニズムに集中していたという。
「誰もが過去1ヶ月間、球速が出ていないことは知っていた」と彼は語った。「それでも、全てに活気があった。変化球は、(1回と)同じように効果的だった。」
ソロカの投球内容と故障発生
ソロカは月曜日の1回に2つの三振を奪い、TJ・フリードルとオースティン・ヘイズをキレのあるスラーブで打ち取った。しかし、2回には球速が低下し、タイラー・スティーブンソンにホームランを打たれ、数分後に降板した。
「試合から退かなければならないときは、いつも心配だ」とソロカは述べた。「決して楽しいことではない。恥ずかしい。この球団に来て、すぐに活躍したいと思っていたのに、2イニング後に中止しなければならないんだ。」
カブスの先発ローテーション事情
カブスは新しい戦力を必要としている。ソロカはMLBのトレード期限である先週の木曜日前に、先発ローテーションに唯一加わった選手だったからだ。右腕のジェイムソン・タイヨン(ふくらはぎ)とハビアー・アサド(斜筋)は回復に向かっており、すぐに復帰する予定だが、チームは依然として先発の戦力が不足している。
ベン・ブラウンは月曜日にソロカの代役を務めたが、5日ごとの先発投手としては不安定だった。彼に再び頼らざるを得ないかもしれない。
監督のコメント
「兆候はなかった」とカブスのクレイグ・カウンセル監督はソロカについて語った。「彼の球速は落ちている。彼はそれを修正する方法を見つけようとしている。彼は、ここで我々が彼を助け、状況が改善するかもしれないと最初の数日間は楽観的だった。」
「これは不幸なことだ。」
ソロカはナショナルズでシングルAの有望選手ロニー・クルーズとトリプルAの外野手クリスティアン・フランクリンとのトレードされる前に、3勝8敗、防御率4.87の成績だった。
解説
マイケル・ソロカの負傷者リスト入りは、カブスにとって大きな痛手です。トレードで獲得したばかりのソロカは、先発ローテーションの穴を埋めることが期待されていました。しかし、わずか2イニングで降板し、今後の見通しは不透明です。カウンセル監督が述べているように、球速の低下という課題を抱えていたソロカにとって、今回の負傷は更なる苦境となる可能性があります。カブスは、タイヨンやアサドの復帰を待ちながら、ベン・ブラウンなどの代替選手でこの状況を乗り切る必要があります。プレーオフ進出を狙うカブスにとって、先発ローテーションの安定は不可欠であり、ソロカの早期復帰が望まれます。
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出典: https://www.espn.com/mlb/story/_/id/45904157/new-cubs-starter-michael-soroka-shoulder-headed-il