ギディー、ブルズと4年1億ドルの契約合意

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サマリ

  • ジョシュ・ギディーがシカゴ・ブルズと4年1億ドルの再契約に合意。
  • この契約は全額保証で、選手オプションやチームオプションは含まれない。
  • ギディーは昨シーズン途中にアレックス・カルーソとのトレードでブルズに加入。
  • ブルズでのキャリアハイとなる平均14.6得点、8.1リバウンド、7.2アシストを記録。
  • オールスターブレイク後、ザック・ラビーンのトレード以降はさらにパフォーマンスが向上。

ギディー、ブルズと4年1億ドルの契約に合意

制限付きフリーエージェントのジョシュ・ギディーが、シカゴ・ブルズと4年1億ドルの契約に合意し、再契約を結ぶことになった。代理人のダニエル・モルドバン(Lighthouse Sports Management)がESPNに伝えた。

この契約は全額保証で、選手オプションやチームオプションは含まれていない。

22歳のギディーは、2024年オフシーズン中にアレックス・カルーソとのトレードでブルズに加入し、フランチャイズのスターティングポイントガードとしての地位を確立した。

ブルズでの躍進

ギディーはシカゴでキャリア最高のシーズンを送り、1試合平均14.6得点を記録し、リバウンド(8.1)、アシスト(7.2)、スティール(1.2)、3ポイント成功率(37.8%)でキャリアハイを達成した。7回のトリプルダブルを記録し、これはブルズの歴史の中で、マイケル・ジョーダンが1988-89シーズンに記録した15回に次ぐ、歴代2位の記録である。

オールスターブレイク後の爆発

ギディーのパフォーマンスは、オールスターブレイク後、そしてオールスターガードのザック・ラビーンのトレード以降にさらに高まった。身長6フィート8インチのギディーは、ブルズのリーダーとして輝きを放ち、平均21.2得点、10.7リバウンド、9.3アシストを、フィールドゴール成功率50%、3ポイント成功率46%で記録した。

3月22日のロサンゼルス・レイカーズ戦では、ギディーは15得点、15アシスト、10リバウンド、8スティールを記録し、1973-74シーズンにスティールが公式記録となって以来、NBAの試合でこの記録を達成した最初の選手となった。ブルズは昨シーズン終盤を15勝5敗で終え、プレーイントーナメントの出場権を獲得した。ギディーはそのうち13試合に出場し、その期間中、平均20.6得点、10.7リバウンド、9.7アシストを記録した。

シーズンの最後の1ヶ月間、彼はシュートをする手のひらの筋肉断裂を抱えながらプレーしていた。

ギディーのキャリア

ギディーは2021年のNBAドラフトでオクラホマシティ・サンダーに全体6位で指名され、すぐにスタッツシートを埋める能力を発揮した。ギディーは、2022年1月2日にダラス・マーベリックス戦で17得点、14アシスト、13リバウンドを記録した際、19歳84日でトリプルダブルを達成したNBA史上最年少の選手でもある。

彼は、ブルックリン・ネッツのガード、キャム・トーマスが先週、1年600万ドルのクオリファイオファーにサインした後、9月に契約を結んだ2人目の制限付きフリーエージェントとなる。ゴールデンステートのジョナサン・クミンガとフィラデルフィアのクエンティン・グライムスは、依然として未契約の制限付きフリーエージェントである。

この夏のフリーエージェント期間に入り、サラリーキャップに余裕のあるチームはごくわずかであり、それが制限付き市場の停滞につながった。ネッツは、オフシーズンの大半で、実際にサラリーキャップに余裕のある唯一のチームとして活動してきた。

解説

ジョシュ・ギディーのシカゴ・ブルズとの再契約は、ブルズの将来にとって非常に重要な意味を持つ。若く才能あふれるギディーは、その多才性と高いバスケットボールIQで、ブルズのオフェンスとディフェンス両面で大きな貢献が期待される。特にオールスターブレイク後の彼の成長は目覚ましく、ザック・ラビーンのトレード以降はリーダーシップを発揮し、チームをプレーイントーナメント出場に導いた。今回の契約は、ブルズがギディーをフランチャイズの中心選手として考えていることの証であり、彼の成長をサポートし、共に勝利を目指すという強い意志を示している。

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出典: https://www.espn.com/nba/story/_/id/46208674/josh-giddey-agrees-4-year-100m-extension-bulls