シンシナティ、メッシ不在のマイアミと激戦ドローで上昇気流

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サマリ

  • MLSパワーランキングが発表され、各チームの順位変動が明らかに。
  • フィラデルフィア・ユニオンが首位をキープ、インテル・マイアミは2位。
  • メッシとジョルディ・アルバを欠いたインテル・マイアミはシンシナティと引き分け。
  • シンシナティは判定に泣き、勝利を逃すも4位にランクイン。
  • サンディエゴFCが順位を上げ3位に浮上、ナッシュビルは5位に後退。

メッシ不在のマイアミと引き分けたシンシナティ、評価上昇

MLS2025シーズンは順調に進んでおり、ESPNのパワーランキングが発表された。各チームの順位変動を詳しく見ていこう。

上位チームの動向

1位 フィラデルフィア・ユニオン

前回のランキングから首位をキープ。コロラド・ラピッズとの試合では前半に先制を許すも、後半にタイ・バリボの得点とミッケル・ウーレの2ゴールで3-1と逆転勝利を収めた。ウーレは途中出場ながら11回のボールタッチで2得点を挙げる活躍を見せた。

2位 インテル・マイアミCF

前回と同じく2位。リオネル・メッシとジョルディ・アルバが出場停止のため欠場した状態でシンシナティとホームで引き分けたことは、マイアミにとって厳しい結果となった。ファファ・ピコーとルイス・スアレスには得点のチャンスがあったものの、決めきれず。しかし、エバンダーを無得点に抑えたことは、マイアミの守備にとって大きな進歩と言える。

3位 サンディエゴFC

前回の4位から順位を上げた。注目のナッシュビル戦を1-0で制したが、もっと得点を奪えてもおかしくなかった。イルビング "チュッキー" ロサノの先制点をアシストしたアンデルス・ドレイヤーは、PKを失敗し、ロスタイムのブレイクアウェイも試合終了のホイッスルで阻まれた。それでも、攻撃陣の破壊力を示した夜となり、サンディエゴFCは勝ち点3を得て満足しているだろう。

4位 FCシンシナティ

前回の6位から順位を上げた。マイルズ・ロビンソンがロスタイムにゴールを決め、マイアミに勝利したと思われたが、不可解なファウルの判定でゴールは取り消され、スコアレスドローに終わった。ナイフィー・ライオンズ(FCシンシナティの愛称)にとっては3試合連続のクリーンシートとなったが、サポーターズ・シールドの順位では2位に後退した。

5位 ナッシュビルSC

前回の3位から順位を下げた。アウェイでの金曜夜の試合であり、さらに3人のオールスター選手が合流するのが遅れたこともあり、B.J.キャラハンのチームにとっては厳しい戦いとなった。サンディエゴに0-1で敗れ、マイアミとサンディエゴFCという優勝候補に敗れたことで、ナッシュビルは強豪相手に勝利できることを示す必要がある。

その他チームの状況

バンクーバー・ホワイトキャップスはカンザスシティに3-0で快勝し、ウェストで2位、サポーターズ・シールドで5位に浮上。コロンバス・クルーはオーランドに1-3で敗れたものの、ウェッサム・アブー・アリの加入でチームの士気は高まるだろう。ミネソタ・ユナイテッドはケルビン・イエボアの2つのPKでセントルイスに2-1で勝利。シアトル・サウンダーズはアトランタと2-2で引き分けた。オーランド・シティはコロンバスに3-1で勝利し、16試合連続ゴールを記録している。

シャーロットFCはトロントに2-0で勝利し、クラブ史上初の4連勝を達成。LAFCはアーロン・ロングとエディ・セグラを欠き、ポートランドに0-1で敗れた。サンノゼ・アースクエイクスはジョセフ・マルティネスの得点でリードしたものの、守備のミスが重なりソルトレイクに1-2で敗れ、公式戦7試合未勝利となった。シカゴ・ファイアーはウーゴ・カイパーズのPKでレッドブルズに1-0で勝利。ニューヨーク・シティFCはアロンソ・マルティネスのハットトリックなどでダラスに4-3で勝利した。ポートランド・ティンバーズはマキシム・クレポーの活躍でLAFCに1-0で勝利した。オースティンFCはD.C.ユナイテッドに4-2で勝利し、4試合負けなし。ニューヨーク・レッドブルズはファイアーに0-1で敗れた。コロラド・ラピッズはフィラデルフィアに1-3で敗れ、過去5試合で1勝のみ。レアル・ソルトレイクはサンノゼに2-1で勝利した。

ヒューストン・ダイナモの試合は雨のため延期。FCダラスはNYCFCに3-4で敗れた。LAギャラクシーの試合も延期。モントリオールはレボリューションズに3-1で勝利。スポルティング・カンザスシティはバンクーバーに0-3で敗れた。ニューイングランド・レボリューションはモントリオールに1-3で敗れた。アトランタ・ユナイテッドはシアトルと2-2で引き分けた。トロントFCはシャーロットに0-2で敗れた。セントルイス・シティSCはミネソタに1-2で敗れた。D.C.ユナイテッドはオースティンに2-4で敗れ、8試合未勝利となった。

解説

今回のパワーランキングでは、上位チームの安定感と下位チームの苦戦が目立つ結果となった。メッシとアルバを欠いたマイアミがシンシナティと引き分けたことは、チームの戦力層の厚さに疑問符を投げかけるものとなった。一方、シンシナティは勝利を逃したものの、上位を維持する力があることを証明した。サンディエゴFCの躍進やシャーロットFCの連勝など、勢いに乗るチームにも注目が集まる。

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出典: https://www.espn.com/soccer/story/_/id/45841297/mls-power-rankings-fc-cincinnati-after-draw-vs-lionel-messi-less-inter-miami