ジャガーズ、セインツからDTサウンダースを獲得

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サマリ

  • ジャガーズがセインツからベテランDTカレン・サウンダースを獲得。
  • 見返りとして、ベテランCルーク・フォートナーをセインツへ放出。
  • ジャガーズのディフェンスライン内側の強化が課題だった。
  • サウンダースはチーフスで2度のスーパーボウル制覇を経験しているベテラン。
  • フォートナーはジャガーズのセンターとして先発出場していたが、最近は苦戦していた。

ソース:ジャガーズがセインツからDTサウンダースを獲得

ジャクソンビル(フロリダ州)発 - ジャガーズは、ベテランのディフェンシブタックル(DT)カレン・サウンダースをニューオーリンズ・セインツから獲得した。ESPNの情報筋によると、見返りとしてベテランセンター(C)のルーク・フォートナーをセインツへ放出するという。

ジャガーズにとって、ここ2シーズン、ディフェンスラインの内側は大きな課題だった。チームは、ベテランのアリック・アームステッドを内側に戻し、2年目のマーソン・スミスの成長に期待することで、タックルのポジションを強化できると楽観視していた。

ディフェンスラインの状況

しかし、アームステッドは背中の怪我に悩まされており、まだ練習に参加できていない。また、スミスはキャンプ前のコンディションテストで下半身を負傷し、木曜日にようやく故障者リストから外れたばかりだ。

ベテランディフェンシブタックルのダボン・ハミルトンは、2023年のプレシーズン中に背中の感染症を患い、9試合を欠場して以来、2022年のように活躍できていない。

カレン・サウンダースの加入

サウンダースは7年目のシーズンを迎える。彼はカンザスシティ・チーフスで4シーズンを過ごした後、過去2シーズンをセインツで過ごした。チーフスは2019年のドラフトで彼を3巡目で指名した。キャリアで6.5サック、181タックルを記録しているサウンダースは、チーフスで2度のスーパーボウル制覇を経験している。身長6フィート3インチ、体重324ポンドのサウンダースは、昨シーズン、エンドゾーンでそらされたパスをインターセプトし、37ヤードのリターンを記録している。

サウンダースはセインツの一員として、ニューオーリンズで行われたジャガーズとのプレシーズンゲームに先発出場した。セインツのディフェンシブタックル、ネイサン・シェパードが出場しなかったため、彼は17-17の引き分けとなった試合で長くプレーし、53人のロースターに残れる可能性が危ぶまれていることを示唆した。

ルーク・フォートナーの放出

フォートナーは、2022年のドラフトでジャガーズから3巡目で指名され、ルーキーとして全てのプレーに出場した。2023年も全ての試合に先発出場したが、その後苦戦し、チームは2024年のフリーエージェントであるミッチ・モースと契約して彼と交代させた。モースは3月に引退し、ジャガーズはそれから1週間も経たないうちにロバート・ハインジーと契約し、スターターとした。ジャガーズはまた、4月のドラフトで7巡目でセンターのジョナ・モンハイムを指名し、彼はセカンドチームのセンターとしてプレーしている。

NFLネットワークは、ジャガーズがサウンダースを獲得したことを最初に報じた。

解説

ジャガーズは、ディフェンスラインの強化を急務としており、サウンダースの獲得はその一環と言える。特に、アームステッドやハミルトンの状態が万全ではない現状では、サウンダースの加入はチームにとって大きなプラスになるだろう。一方、フォートナーはセンターとして期待されたものの、安定したパフォーマンスを発揮できず、チームはハインジーやモンハイムを補強していた。今回のトレードは、ジャガーズがディフェンスラインの強化を優先し、センターのポジションを他の選手でカバーできると判断した結果と言えるだろう。

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出典: https://www.espn.com/nfl/story/_/id/46005019/sources-jaguars-acquire-dt-khalen-saunders-saints