チャージャーズのジョンストン、激しいタックルで脳震盪
サマリ
- ロサンゼルス・チャージャーズのクエンティン・ジョンストンがプレシーズンゲームで負傷し、脳震盪と診断された。
- ジョンストンはフィールド上で数分間動けなくなり、メディカルカートで退場した。
- ジム・ハーボー監督は、ジョンストンが会話を覚えており、動きも良いことから、最悪の事態は免れたと述べた。
- ジョンストンは昨シーズン、チームトップのレシービングタッチダウンを記録し、今シーズンはディープボールの脅威として期待されている。
- ジョンストンの負傷により、ルーキーのトレ・ハリスとケアンデレ・ランバート=スミスの出場機会が増える可能性がある。
チャージャーズのジョンストン、激しいタックルを受け脳震盪
カリフォルニア州イングルウッド発 - ロサンゼルス・チャージャーズのワイドレシーバー、クエンティン・ジョンストンは、土曜日の夜に行われたロサンゼルス・ラムズとのプレシーズンゲーム(22-23でチャージャーズが敗北)のオープニングシリーズで負傷退場した。激しいタックルを受け、数分間フィールド上で動けなくなったため、メディカルカートで運ばれた。
ジム・ハーボー監督によると、ジョンストンは脳震盪を起こし、X線検査と精密検査のため地元の病院に搬送された。
"決して良いことではないが、その時の状況からすると、もっと悪くなっていた可能性もあった"とハーボー監督は語った。
"彼は会話もできていたし、プレーも覚えていたし、動きも良かった。そういう意味では、良いことだ。"
ジョンストン負傷時の状況
ラムズのセーフティ、タナー・イングルが、クォーターバックのジャスティン・ハーバートからのパスをキャッチしようとしたジョンストンにタックルした際、ジョンストンの頭が反対方向に曲がった。SoFiスタジアムは緊張に包まれ、ジョンストンは数分間フィールド上で動けなくなったため、アスレチックトレーナーがストレッチャーを用意した。ハーボー監督とワイドレシーバーコーチのサンジェイ・ラルもジョンストンの状態を確認した。
ジョンストンは最終的に起き上がったが、悔しそうにグローブを地面に叩きつけ、カートに乗って退場した。
スターター起用とチームへの影響
ハーボー監督は、セーフティのダーウィン・ジェームズとアウトサイドラインバッカーのカリル・マックを除く、すべてのスターターをこのプレシーズンゲームに出場させた。
ジョンストンは今シーズン、チャージャーズの主なディープボールの脅威として期待されている。彼が長期離脱することになれば、ルーキーのトレ・ハリスとケアンデレ・ランバート=スミスの出場機会が増える可能性がある。
ランバート=スミスも一時負傷
ランバート=スミスも土曜日の試合で一時的に負傷し、アスレチックトレーナーと共にロッカールームに下がったが、第2クォーターに戻ってきた。
ジョンストンの昨シーズンの成績
2023年のNFLドラフトでチャージャーズから1巡目指名を受けたジョンストンは、昨シーズン、55回のキャッチ、711ヤード、そしてチームトップの8回のレシービングタッチダウンを記録した。
解説
クエンティン・ジョンストンの脳震盪は、チャージャーズにとって大きな痛手となる可能性がある。彼は昨シーズン、ルーキーながらもチームの重要な戦力として活躍し、今シーズンはさらに大きな役割を担うことが期待されていた。彼の離脱期間が長引けば、攻撃のオプションが限られ、ルーキーのハリスやランバート=スミスにかかる負担が増えることになるだろう。ハーバートを中心とした攻撃陣が、この困難をどのように乗り越えていくのか注目される。
関連記事
この記事に関連して、APプレシーズン世論調査の結果:各チーム注目の数字もご覧ください。プレシーズンの各チームの注目ポイントをまとめた記事です。
出典: https://www.espn.com/nfl/story/_/id/45996961/chargers-wr-quentin-johnston-carted-big-hit