トーマス、WNBA史上初の快挙!トリプルダブル達成
サマリ
- アリーサ・トーマスが18得点、11リバウンド、10アシストでトリプルダブルを達成。
- WNBA史上初の3試合連続トリプルダブルという偉業を達成。
- マーキュリーがフィーバーに95-60で勝利し、3連勝。
- トーマスはキャリア通算19回目のトリプルダブルを記録し、WNBA歴代最多を更新。
- ボナーがシーズンハイの23得点を記録し、チームの勝利に貢献。
トーマス、トリプルダブルでWNBAの歴史を作る
フェニックス発 - アリーサ・トーマスが18得点、11リバウンド、10アシストを記録し、WNBA史上初の3試合連続トリプルダブルを達成した。また、フェニックス・マーキュリーはインディアナ・フィーバーに95-60で勝利し、3連勝を飾った。
トーマスは、残り3分47秒でディアワナ・ボナーの3ポイントシュートをアシストし、キャリア通算19回目のトリプルダブルを達成した。WNBAにおいて、他に4回以上のトリプルダブルを記録した選手はいない。過去3試合において、トーマスは41得点、33リバウンド、32アシストを記録している。
「本当に光栄です」とトーマスは語った。「チームメイトに感謝したい。今夜の達成は彼女たちのおかげです。史上初というのは、誰にでも言えることではありませんから。」
ボナーはシーズンハイとなる23得点を記録した。サトゥー・サバリーは15得点、8リバウンドを記録し、カリア・クーパーは11得点を挙げ、フェニックスの勝利に貢献した。
マーキュリー、記録的な勝利
35点差での勝利は、マーキュリーのフランチャイズ史上3番目に大きい勝利マージンとなった。19勝11敗で、昨シーズンの勝利数(19勝21敗)に並んだ。
チームの好調なプレーについて聞かれたトーマスは、「互いに支え合っているからです」と答えた。「今シーズンは怪我など、多くの苦難がありました。ようやくセカンドウィンドに乗り始めたのだと思います。」
フィーバーの状況
ソフィー・カニンガムは18得点を挙げ、3ポイントシュートを8本中5本成功させた。 ケルシー・ミッチェルは12得点を追加した。
ケイトリン・クラーク(右鼠径部)は、インディアナのために9試合連続で欠場した。
試合展開
カニンガムが連続で3ポイントシュートを成功させ、第3クォーターの序盤にフェニックスのリードは53-44まで縮まった。しかし、マーキュリーはサミ・ウィットコムの3ポイントシュートで締めくくり、14-0のランで応戦し、第3クォーター残り2分39秒で23点リードを奪った。
インディアナは第3クォーターに4分以上無得点が続き、クォーター全体でわずか11得点しか奪えなかった。
シーズンシリーズは1勝1敗となり、レギュラーシーズンの最終対戦は9月2日にフェニックスで行われる予定だ。
このレポートには、ESPNリサーチとAP通信からの情報が使用されています。
解説
アリーサ・トーマスの3試合連続トリプルダブルという偉業は、WNBAの歴史に新たな1ページを刻みました。彼女の多才なプレースタイルは、得点、リバウンド、アシストの全てにおいて高いレベルを発揮することを可能にし、チームの勝利に大きく貢献しています。また、フェニックス・マーキュリーは、苦しいシーズンを乗り越え、チームとして成熟し、プレーオフ進出に向けて勢いを増しています。一方、インディアナ・フィーバーは、中心選手の欠場もあり苦戦を強いられていますが、若手選手の成長に期待がかかります。
関連記事
この記事に関連して、コリアー離脱、シェパードとカールトンに注目集まるもご覧ください。WNBAの注目選手に関する情報です。
この記事に関連して、早すぎるトップ25ランキング発表!各チーム注目の非カンファレンス戦もご覧ください。WNBAのチームランキングに関する情報です。