フィリーズ、ターナー(ハムストリング)はプレーオフに間に合う見込み

記事画像

サマリ

  • フィリーズの遊撃手トレイ・ターナーが右ハムストリングのグレード1の肉離れで10日間の故障者リスト入り。
  • ロブ・トムソン監督は、MRI検査の結果が「予想よりも良い」と述べ、ポストシーズンには復帰できる見込み。
  • ターナーは今シーズン、打率.305と179安打でナショナルリーグトップ。
  • アレク・ボームも左肩の負傷で10日間の故障者リスト入り。
  • フィリーズは、トレイ・ターナーとアレク・ボームの代役として、オットー・ケンプとドノバン・ウォルトンをトリプルAから昇格させた。

フィリーズ、ターナー(ハムストリング)のポストシーズン復帰を見込む

フィラデルフィア発 - フィリーズのスター遊撃手、トレイ・ターナーがグレード1の右ハムストリングの肉離れで10日間の故障者リスト(IL)に入った。しかし、ロブ・トムソン監督は、ターナーがポストシーズンまでに復帰できる見込みだと語った。

トムソン監督は、ニューヨーク・メッツとの試合前の会見で、MRI検査の結果が「予想よりも良い」と述べた。ターナーの怪我は、昨シーズン彼を6週間も戦線離脱させた左ハムストリングの肉離れほど深刻ではないという。

ターナーは、マイアミ・マーリンズとの試合で7回に負傷し、途中交代となった。彼は6回にソロホームランを放ち、フィリーズの点差を4-2に縮めた。7回に再び打席が回ってきた際、ターナーはゴロを打ち、マーリンズの遊撃手オットー・ロペスの送球エラーで出塁した。

負傷時のターナーのコメント

ターナーは試合後、「少しつかまれるような感じだった。あまり良い感じではなかった」と語った。「もし続けられるなら、続けたかった」とも述べている。

32歳のターナーは、今シーズン、打率.305と179安打でナショナルリーグトップに立っている。彼の離脱は、フィリーズにとって大きな痛手となるだろう。

ブライス・ハーパーの起用

メッツ戦では、ターナーの代役として、二度のナショナルリーグMVPに輝いたブライス・ハーパーが2022年以来初めて1番打者として起用された。しかし、彼は4打数ノーヒット2三振に終わった。ハーパーは、ターナーの穴を埋めるべく、さまざまな打順で起用される可能性がある。

アレク・ボームも故障者リスト入り

フィリーズは、2024年のオールスター三塁手、アレク・ボームも左肩の負傷で10日間の故障者リスト入りさせた。

トムソン監督はボームについて、「彼は左肩に問題を抱えながら、しばらくの間戦い続けてきた。おそらく10日くらいになるだろう。スイングのたびに時々痛みを感じていた。昨日(マーリンズ戦)はすべてのスイングで痛みを感じたため、休ませることにした」と説明した。ボームの離脱は、フィリーズの守備と打撃の両面で影響を与えるだろう。

代替選手の昇格

フィリーズは、ターナーとボームの代役として、内野手兼外野手のオットー・ケンプと内野手のドノバン・ウォルトンをトリプルAのリーハイバレーから昇格させた。

ケンプはメッツ戦で三塁手として先発出場した。彼らは、故障者が復帰するまでの間、チームを支える役割を担うことになる。

今回の故障者リスト入りは、フィリーズにとって大きな試練となる。しかし、選手層の厚さを生かし、ポストシーズンに向けて戦い続けることが求められる。

解説

トレイ・ターナーとアレク・ボームという主力選手2人が同時に故障者リスト入りしたことは、フィリーズにとって大きな痛手です。特に、ターナーはナショナルリーグの首位打者であり、チームの中心選手であるため、彼の離脱は打線に大きな影響を与えるでしょう。しかし、トムソン監督がMRIの結果に楽観的な見方を示していること、また、ターナー自身も復帰に意欲を見せていることから、ポストシーズンには万全の状態で復帰できる可能性は高いと考えられます。フィリーズは、この試練を乗り越え、ポストシーズンに向けてさらにチーム力を高めていくことが期待されます。

関連記事

この記事に関連して、フィーバーはプレーオフ進出なるか? リバティはホーム開催権を維持できるか? WNBAプレーオフ戦線を徹底分析もご覧ください。WNBAのプレーオフ戦線について分析した記事です。Trea Turner選手が復帰を目指すポストシーズンと同様、白熱した戦いが繰り広げられています。

出典: https://www.espn.com/mlb/story/_/id/46200231/trea-turner-grade-1-strain-expected-back-playoffs