メイヤーズ、レイダースとの将来は不透明か?交渉難航で

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サマリ

  • レイダースのWRヤコビ・マイヤーズは、契約最終年を迎えており、球団との契約延長が不透明だと語る。
  • マイヤーズはシーズン開幕前に契約をまとめたかったが、合意に至らずトレードを要求したが拒否された。
  • シーズン中の契約交渉には前向きだが、自身にとって理にかなうものでなければならないと語っている。
  • マイヤーズはチームメイトのためにホールドアウトはせず、プロ意識を持って練習を続けている。
  • 昨シーズンはキャリア最高の成績を収め、球団に自身の価値を証明したと考えている。

マイヤーズ、契約交渉難航でレイダースでの将来は不透明と語る

ネバダ州ヘンダーソン発 - ラスベガス・レイダースのワイドレシーバー(WR)ヤコビ・マイヤーズは、契約最終年を迎えており、球団との間で新たな契約がまとまるかどうか不透明だと語った。

「正直、自分でも分からない」とマイヤーズは水曜日に語った。「…気に病んでいるわけではない。もし(契約がまとまら)なくても、何とかなるだろう。」

マイヤーズは、ニューイングランド・ペイトリオッツとのシーズン開幕戦前に契約をまとめることを望んでいた。しかし、双方合意に至らず、マイヤーズはトレードを要求したが、チームはこれを拒否した。

契約交渉の現状

マイヤーズは、シーズン中に契約をまとめることにも前向きだ。ただし、それは彼自身にとって理にかなうものでなければならない。

「彼らは僕がここにいて欲しいのかどうか見極めようとしている。僕も彼らの周りにいたいかどうか見極めようとしている」とマイヤーズは語った。「みんな同じことをしているようなものだ。どうなるか見守るつもりだ。」

マイヤーズの契約は、2025年の基本給が1050万ドル、サラリーキャップへの影響額が1498万ドルとなっている。2023年にペイトリオッツでの4シーズンを経て3年3300万ドルの契約を結んだが、残りの保証金はない。

チームメイトへの配慮

28歳のマイヤーズは、チームメイトのためにホールドアウト(練習ボイコット)することは考えなかったという。

「彼らがいなければ、おそらく他の人たちと同じようにしていただろう」とマイヤーズは語った。「でも、すべてのビジネスから自分を切り離す方法を見つけなければならない。」

先週、ジョン・スパイテックGMは、マイヤーズを「完璧なプロフェッショナル」と評し、ベテランWRは契約紛争にもかかわらず練習を続けていた。

「ヤコビとは、私がここに来てから、さまざまなことについてたくさんの素晴らしい会話をしてきた」とスパイテックは語った。「彼がここにいて、レイダースの一員であり、今日フィールドで一生懸命練習していることを嬉しく思っている。私がここに来てから、彼がそれ以外のことをしているのを見たことがない。彼はプロフェッショナルだ。彼はレイダーズの一員であることを本当に大切にしていると思う。」

リーグ全体のWR契約状況

今オフシーズン、リーグ全体で多くのWRが長期契約を結んだ。最も最近では、ワシントン・コマンダースのスター、テリー・マクローリンが3年9600万ドルの契約に合意した。

バッファロー・ビルズのカリル・シャキール、ボルチモア・レイブンズのラショッド・ベイトマン、デンバー・ブロンコスのコートランド・サットン、シンシナティ・ベンガルズのデュオ、ジャマール・チェイスとティー・ヒギンズも、2025年シーズンに向けて新たな契約を結んだ。

レイダースのベテラン選手との契約

レイダースはまた、主要なベテラン選手を長期間確保することにも意欲を示している。ディフェンシブエンド(DE)のマックス・クロスビー(3年1億650万ドル)、クォーターバック(QB)のジーノ・スミス(2年7500万ドル)、パンターのAJ・コール(4年1580万ドル)、レフトタックルのコルトン・ミラー(3年6600万ドル)が、スパイテックGMの下で契約を結んでいる。

マイヤーズの自己評価

マイヤーズは、自身が新たな契約を結ぶに足る立場にあると信じている。昨シーズンは、キャリア最高の87回のパスキャッチで1027ヤードを獲得し、4つのタッチダウンを記録した。129回のターゲットに対するドロップ率は1.6%だった。

マイヤーズは、4シーズン連続で800ヤード以上を記録している。

「自分がここにいるに値することを十分に証明したと思う」とマイヤーズは語った。「彼らもそう思ってくれると思っていたが…そうではないようだ。仕方がない。」

解説

ヤコビ・マイヤーズの契約交渉は、レイダースの今後のチーム編成に大きな影響を与える可能性がある。マイヤーズは昨シーズン、チームの中心選手として活躍し、安定したレシービング能力と高いプロ意識を示した。レイダースが彼との契約延長を渋る背景には、サラリーキャップの問題や、他のポジションへの投資を優先したいという意向があるのかもしれない。しかし、マイヤーズのような信頼できるレシーバーを失うことは、チームの攻撃力低下につながる可能性もある。今後の交渉の行方に注目が集まる。

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出典: https://www.espn.com/nfl/story/_/id/46149505/jakobi-meyers-unsure-how-contract-talks-raiders-play-out