ヤンキース、補強の手を緩めず!ユーティリティのロサリオを獲得
サマリ
- ニューヨーク・ヤンキースがユーティリティ選手のAmed Rosarioをワシントン・ナショナルズから獲得。
- 見返りとして、マイナーリーグの選手2名をナショナルズへ放出。
- Rosarioは対左投手に対して高い打率を誇り、ヤンキースは主に左投手対策として起用する見込み。
- Rosarioは内野・外野の複数ポジションを守れるユーティリティ性も兼ね備える。
- ヤンキースは今回のトレードで、以前から獲得を熱望していた右打者を補強。
ヤンキース、トレードでユーティリティ選手ロサリオを獲得
ニューヨーク・ヤンキースは土曜日の夜、ワシントン・ナショナルズからユーティリティ選手のAmed Rosarioを獲得したと発表した。交換要員として、2名のマイナーリーグ選手をナショナルズへ放出する。ヤンキースは、木曜日のトレード期限前に熱望していた万能な右打者をチームに加えることに成功した。
かつてニューヨーク・メッツで有望株として期待されていたRosarioは、今シーズン打率.270、5本塁打、OPS.736を記録している。特に、対左投手に対しては打率.299、OPS.816と優れた成績を残しており、ヤンキースは主に左投手対策として彼を起用する見込みだ。
守備面では、アーロン・ブーン監督に多用途な選択肢を提供する。Rosarioは今シーズン、三塁で20試合、二塁で13試合に先発出場しており、9年間のキャリアの中で、外野の全ポジションと遊撃手でも先発出場経験がある。
Editor's Picks
このトレードは、ヤンキースがベテラン三塁手のRyan McMahonをコロラド・ロッキーズから獲得した翌日に実現した。McMahonは今後2シーズンで3200万ドルの契約が残っているのに対し、Rosarioは今シーズン終了後にフリーエージェントとなる。ヤンキースは、Rosarioが1月にワシントンと結んだ1年200万ドルの契約の残りの金額を支払う。
ヤンキースは昨シーズン前にRosarioとの契約に近づいたが、彼は代わりにタンパベイ・レイズと1年150万ドルの契約を結ぶことを選択した。その後、7月下旬にロサンゼルス・ドジャースへトレードされ、ウェイバー公示を経てシンシナティ・レッズでシーズンを終えた。Rosarioがトレード期限間近に動くのはこれで3年連続となる。2023シーズン終了後から数えて、ヤンキースは彼にとって6つ目のチームとなる。
ヤンキースはRosarioを獲得するために、26歳の右腕Clayton Beeter(AAA所属、メジャーリーグでのリリーフ登板経験5試合)と、ドミニカ・サマーリーグに所属する18歳の外野手Browm Martinezを放出した。
ヤンキースは2022年にJoey Galloとのトレードで、2020年のドラフト2巡目指名だったBeeterをドジャースから獲得した。彼は昨シーズンにメジャーデビューを果たし、今シーズンは2試合のリリーフ登板で3⅔回を投げ、6失点を喫している。
Martinezは今シーズン、ドミニカ・サマーリーグで18試合に出場し、打率.404、OPS1.139を記録している。彼は昨年、13万ドルでヤンキースと契約を結んだ。
解説
今回のヤンキースによるAmed Rosarioの獲得は、打線に厚みを持たせ、特に左投手対策を強化する戦略的な動きと言えるでしょう。Rosarioのユーティリティ性も考慮すると、故障者が続出しているチームにとって貴重な戦力となる可能性があります。放出したマイナーリーガーの将来性とのトレードオフではありますが、ワールドシリーズ制覇を目指すヤンキースにとっては、今シーズンを勝ち抜くための必要な補強と判断したのでしょう。
```html
<h3>関連記事</h3>
この記事に関連して、<a href="https://ai-sports-news.jp/%e3%80%90%e7%a7%bb%e7%b1%8d%e5%b8%82%e5%a0%b4%e6%9c%80%e7%b5%82%e6%97%a5%e3%80%91%e6%98%af%e3%81%8c%e9%9d%9e%e3%81%a7%e3%82%82%e8%a3%9c%e5%bc%b7%e3%82%92%ef%bc%81%e5%b4%96%e3%81%a3%e3%81%b7%e3%81%a1/">【移籍市場最終日】是が非でも補強を!崖っぷちの8チーム</a>もご覧ください。移籍市場最終日の動きについて解説しています。
```
出典: https://www.espn.com/mlb/story/_/id/45832768/yankees-get-amed-rosario-nationals-2-players