ラ・リーガ会長、レアル・マドリードの休暇延長要請を拒否

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  • ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、レアル・マドリードの要請を却下し、クラブワールドカップ後の選手の休養期間延長を認めなかった。
  • レアル・マドリードはクラブワールドカップ準決勝でPSGに敗れ、リーガ開幕まで41日間の休養となる予定。
  • テバス会長は、開幕戦の延期はスペインサッカー連盟とラ・リーガの合意によるものであり、他リーグも同様の措置を取っていないと主張。
  • ティボー・クルトワはテバス会長の発言を批判し、選手の健康を軽視していると非難した。
  • レアル・マドリードは昨シーズン、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイなど、計68試合を戦った。

ラ・リーガ会長、レアル・マドリードの休養期間延長の訴えを拒否

ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、レアル・マドリードのゴールキーパー、ティボー・クルトワがクラブワールドカップ後の選手の休養期間延長を求めた訴えを拒否した。レアル・マドリードは2025-26シーズンのリーグ開幕戦の延期を要請していた。

レアル・マドリードは水曜日にパリ・サンジェルマン(PSG)に準決勝で0-4と大敗し、クラブワールドカップから敗退した。これにより、8月19日のオサスナとのラ・リーガ開幕戦まで41日間の休養期間が与えられることになる。

テバス会長の主張

テバス会長は、開幕戦を延期しない決定はスペインサッカー連盟(RFEF)が行い、ラ・リーガもそれに同意したと述べた。選手には21日間のオフと21日間のプレシーズントレーニング期間が与えられるという。

テバス会長はAP通信に対し、「彼らには21日ではなく20日間の休息が与えられると信じている。プレミアリーグのチェルシーやフランス・リーグ1のPSGのように、試合日程を変更しているリーグはない」と語った。「特に1日だけの問題であることを考えると、その理由でカレンダーを変更するべきではないと考えている」と付け加えた。

レアル・マドリードの過密日程

レアル・マドリードは、昨シーズン8月から始まり、ラ・リーガで38試合、チャンピオンズリーグで14試合、コパ・デル・レイとクラブワールドカップでそれぞれ6試合、スペイン・スーパーカップで2試合、ヨーロッパ・スーパーカップとインターコンチネンタルカップでそれぞれ1試合を含む68試合を戦った。

一方、PSGは日曜日のクラブワールドカップ決勝で65試合目を戦うことになる(チェルシーは64試合目)。PSGは8月15日から17日にかけてナントでシーズンを開始し、チェルシーは8月17日にクリスタル・パレスとの対戦でシーズンをスタートする。

クルトワの批判

クルトワは水曜日に、「ラ・リーガではいつも同じだ」と語った。

「会長からそのようなコメントを聞くことは、イタリア、イングランド、NBA、NFLでは見たことがない」と述べた。

「テバス会長がクラブワールドカップを好まないのは構わないが、それは存在する。FIFAのカレンダーの一部だ。我々はここで競争している。この紳士はただ注目されたいだけのように見える。他の大会の会長がそのような発言をするのを見たことがない。選手の健康が危機に瀕している」と批判した。

解説

この記事は、ラ・リーガのテバス会長がレアル・マドリードのクラブワールドカップ後の休養期間延長の要請を拒否したことについて報じている。クルトワが選手の健康を軽視しているとテバス会長を批判するなど、クラブとリーグ間の緊張関係が浮き彫りになっている。レアル・マドリードの過密日程や、他の主要リーグとの比較を通して、ラ・リーガの選手保護に対する姿勢が問題提起されている。

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出典: https://www.espn.com/soccer/story/_/id/45721867/laliga-boss-rejects-real-madrid-plea-break-cwc