レッドソックス、チャップマンと2026年まで19億円超で合意
サマリ
- レッドソックスとアロルディス・チャップマンが2026年1330万ドルの契約で合意。2027年の契約選択権も付帯。
- チャップマンは2026年に40イニング以上を投げれば、2年間で2600万ドルが保証される。
- チャップマンは今季、キャリア最低の防御率1.02を記録し、オールスターにも選出。
- 37歳のチャップマンは、今シーズン53イニングで76奪三振を記録し、直近44打者からヒットを許していない。
- チャップマンは通算362セーブを挙げ、リリーフ投手としての奪三振数は歴代3位。
レッドソックス、チャップマンと2026年に1330万ドルの契約で合意
ボストン発 - オールスタークローザーのアロルディス・チャップマンとボストン・レッドソックスは、2026年に1330万ドル、2027年には契約選択権が付帯する1年契約で合意に達した。
チャップマンは来シーズン、少なくとも40イニングを投げれば、2年間で2600万ドルが保証される。球団は日曜日にフェンウェイ・パークで行われたピッツバーグ・パイレーツ戦に5-2で勝利した後、この契約を発表した。
チャップマンは今シーズン、8回目のオールスター選出を果たし、来シーズンは1300万ドルの年俸を受け取る。もしこの左腕が2026年に40イニングに到達すれば、2027年にも再び1300万ドルの年俸を受け取ることになる。もし到達しなかった場合、双方合意による選択権が受け入れられない限り、30万ドルのバイアウトを受け取ることになる。しかし双方合意による選択権が行使される可能性は低いだろう。
チャップマン、キャリア最高のシーズン
37歳のチャップマンは、メジャーリーグ16年目にして、おそらくキャリア最高のシーズンを送っている。今シーズンはキャリア最低となる防御率1.02を記録し、ボストンでの最初のシーズンを素晴らしい形で飾っている。日曜日の試合では27セーブ目を挙げた。
アレックス・コーラ監督は試合前に「彼は我々にとって素晴らしい存在だ。グラウンド上だけでなくね。グラウンドでの彼の活躍は素晴らしい」と語った。
今シーズン、通算350セーブを達成した後、剛腕チャップマンは目標を400セーブに設定したと語った。
記録更新中のチャップマン
日曜日にチャップマンは、自身が持つクラブ史上最長となる15試合連続無安打記録を更新した。これは1901年以降ではメジャーリーグで3番目に長い記録となる。最後にこれほどの記録を達成したのは、2013年のトロント・ブルージェイズのセルジオ・サントスだ。
チャップマンは今シーズン53イニングで76奪三振を記録している。過去44打者に対してヒットを許していない。
チャップマンのこれまでのキャリア
チャップマンは、レッズ(2010-15)、ヤンキース(2016-22)、カブス(2016)、ロイヤルズ(2023)、レンジャーズ(2023)、パイレーツ(2024)、レッドソックス(2025)で通算59勝47敗、防御率2.52、362セーブを記録している。リリーフ投手としての奪三振数(1322)は歴代3位、通算セーブ数では歴代13位にランクインしている。
解説
アロルディス・チャップマンは、近年安定感を欠く時期もあったものの、今シーズンはレッドソックスで復活を遂げ、チームのブルペンに欠かせない存在となっている。今回の契約は、彼の今シーズンの活躍に対する評価の表れであり、来シーズン以降もクローザーとしてチームに貢献することが期待されている。2027年の契約選択権が付帯していることも、彼のパフォーマンス次第ではさらに長くレッドソックスでプレーする可能性があることを示唆している。ベテランとしての経験と実績に加え、球速も健在であり、400セーブという大きな目標達成に向け、今後も注目される選手である。
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出典: https://www.espn.com/mlb/story/_/id/46123584/red-sox-closer-aroldis-chapman-agree-133m-deal-2026