レブロン、ドンチッチの新契約を祝福か
サマリ
- レイカーズと3年1億6500万ドルの契約延長にサインしたルカ・ドンチッチに、レブロン・ジェームズからビデオ通話でお祝いのメッセージが送られた。
- ジェームズは、ドンチッチをチームに迎え入れた当初から彼を高く評価しており、公の場でもドンチッチへの好意的なコメントを繰り返している。
- ジェームズはドンチッチの記者会見やその後のラスベガスへの旅行には参加しなかった。
- ジェームズはレイカーズとの契約の最終年を迎えるが、自身の将来については様々な憶測が飛び交っている。
- レイカーズのペリンカGMは、ジェームズとその陣営との関係は良好であり、ジェームズの決断を尊重すると述べている。
レブロン、ルカの契約に祝福
ドンチッチへの祝福
ロサンゼルス発 - ルカ・ドンチッチがロサンゼルス・レイカーズと3年1億6500万ドルの契約延長にサインしたばかりの土曜日、ドンチッチの携帯電話は過去7シーズンにわたってチームの顔であった選手からのメッセージで鳴り始めた。その選手とはレブロン・ジェームズだ。
ESPNの情報筋によると、ジェームズは契約が締結され、ドンチッチが土曜日にレイカーズの練習施設で行われた記者会見に参加する前に、ビデオ通話でドンチッチを祝福したという。
チームメイトとの交流
ジェームズは記者会見に出席した約6人のチームメイトの中にはおらず、その夜にロサンゼルスからラスベガスへ向かい、Sphereで行われたバックストリート・ボーイズのコンサートに参加したグループにも加わらなかった。しかし、この電話は、ジェームズが2月に26歳のスーパースターであるドンチッチを獲得するためにレイカーズがバスケットボール界を驚かせたトレード以降、ドンチッチに示してきたサポートの延長線上にある。
ジェームズのドンチッチへの評価
「ルカは以前からNBAでお気に入りの選手だった」と、ジェームズは長年のチームメイトであるアンソニー・デイビスがドンチッチ獲得のためにダラスにトレードされた後の2月4日、初めて公の場でコメントした。
ジェームズとドンチッチが一緒にプレーしたレギュラーシーズン終盤の試合で、レイカーズは16勝7敗の成績を収めた。
ジェームズの将来
レイカーズがミネソタ・ティンバーウルブズに1回戦で敗退した後、ドンチッチの契約に関する今後の決断について質問された際、ジェームズはESPNに対し、ドンチッチに長期的にチームに残ってほしいと願っているが、彼の決断を左右するようなことはしないと語った。
「もちろん、(彼が長期的に残ってくれることを)願っている」とジェームズは4月30日にESPNに語った。「レイカーズファンは彼を心から愛している。ロサンゼルスは彼を受け入れた。私たちは彼をチームメイトとして、兄弟として愛している。しかし最終的には、彼自身が決定を下さなければならない。私はもう長くはないだろうから。」
ジェームズの複雑な立場
ジェームズのドンチッチに対する感情は一貫しており、情報筋によると、両選手はお互いを尊敬し、敬意を払っているとのことだが、レイカーズに対するジェームズの考えはそれほど明確ではない。
ジェームズは6月に5260万ドル相当の契約の最終年を行使し、2025-26シーズンにレイカーズでNBA記録となる23シーズン目を迎えることになった。
しかし、ジェームズが契約を行使した際、彼の代理人でありKlutch SportsのCEOであるリッチ・ポールは、ESPNのシャムス・シャラニアに対し声明を発表し、4度の優勝経験を持つジェームズのキャリアの最終章がどのように展開するかについて憶測を呼んだ。
「レブロンは優勝を争いたいと思っている」とポールは6月29日にESPNに語った。「彼はレイカーズが将来に向けてチームを構築していることを知っている。彼はそれを理解しているが、すべてを勝ち取る現実的なチャンスを重視している。私たちは、ジーニー(ブス)とロブ(ペリンカ)との8年間のパートナーシップに非常に感謝しており、レイカーズを彼のキャリアの重要な一部と考えている。」
「将来に備えながら、今勝つことの難しさを理解している。私たちは、彼の人生とキャリアのこの段階でレブロンにとって何が最善かを評価したいと考えている。彼は残りのシーズンを大切にしたいと考えており、レイカーズはそれを理解しており、サポートしており、彼にとって何が最善かを望んでいる。」
土曜日にポールの声明とジェームズの将来について質問された際、レイカーズのバスケットボール運営社長兼ゼネラルマネージャーであるロブ・ペリンカは、チームとジェームズの陣営との関係は依然として良好であると述べた。
「レブロンと彼の陣営、特にリッチとのすべてのやり取りは、前向きで協力的だった」とペリンカは語った。「(ポールとの)対話はオープンで絶え間ないものだった。」
来シーズン以降のジェームズの将来について、ペリンカはチームが40歳のスター選手の意向に従うと述べた。
「そこで私たちがしなければならないことは、彼と彼の家族がどれくらいの期間プレーするかという決断を尊重することだ」とペリンカは語った。「彼がそれに関するタイムテーブルを考え出す能力を尊重したいと考えている。それが非常に重要だと思う。しかし、彼がレイカーズの一員として引退する機会があれば、それは素晴らしいことだろう。」
NBA記者のマーク・スタインは、土曜日にジェームズがドンチッチにお祝いの電話をかけようとしたことを最初に報じた。
解説
この記事は、レブロン・ジェームズがルカ・ドンチッチの契約延長を祝福したというニュースを報じている。しかし、単なる祝福のニュースにとどまらず、ジェームズとドンチッチの関係性、ジェームズのレイカーズにおける将来など、より深い背景にも触れている。ジェームズがドンチッチを高く評価していること、レイカーズが将来を見据えたチーム作りをしている一方で、ジェームズ自身は優勝を強く望んでいることなどが示唆されており、今後の展開に注目が集まる。
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出典: https://www.espn.com/nba/story/_/id/45901153/sources-lebron-james-congratulated-luka-doncic-new-deal