元MMAスター、アスクレン氏が肺移植手術から回復へ

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サマリ

  • 元MMAスターのベン・アスクレンが重度の肺炎のため入院し、両肺移植手術を受けたことをSNSで公表。
  • 5月下旬から7月初旬にかけての1ヶ月間の記憶がほとんどないと語る。
  • 妻のエイミーによると、アスクレンは6月に人工呼吸器を装着され、6月24日に肺移植のドナーリストに登録された。
  • アスクレンは45日間で約50ポンド(約22.7kg)体重が減少したと語る。
  • 2008年北京オリンピックのレスリング代表、元UFCファイター。

元MMAスターのアスクレン、肺移植手術を受け回復へ

ミルウォーキー発 - 元オリンピックレスリング選手でMMAスターのベン・アスクレンが、重度の肺炎のためウィスコンシン州の病院に入院していたが、水曜日にSNSで両肺移植手術を受け、回復中であることを明かした。

アスクレンはInstagramの動画で、5月下旬から7月上旬までの約1ヶ月間、何が起こったのかほとんど覚えていないと語った。妻のエイミーは、一連のSNS投稿で、アスクレンが6月に人工呼吸器を装着され、6月24日に肺移植のドナーリストに登録されたことを明らかにしていた。

「記憶がない、全くわからない、何が起こったのか見当もつかない」とアスクレンは、過去6週間のほとんどについて語った。「妻の日記を読んだばかりだ。まるで映画のようだ。ばかげている。4回も死にかけて、心臓が約20秒間止まった。」

アスクレンの近況

アスクレンは、45日間で約50ポンド(約22.7kg)体重が減少したと語った。

「私にとって最も完璧だったのは、感じたすべての愛だった」とアスクレンは語った。「まるで自分自身の葬式に参列できたかのようだった。」

40歳のアスクレンはアイオワ州シーダーラピッズで生まれたが、主にウィスコンシン州に住んでおり、そこで青少年レスリングアカデミーを運営している。ミズーリ大学でNCAAタイトルを2連覇し、2008年の北京オリンピックに米国代表として出場した後、MMAに転向し、BellatorやONE Championshipで活躍した後、UFCに参戦した。

MMAキャリアと引退

アスクレンは、2019年10月にデミアン・マイアに敗れた後、MMAから引退した。彼の戦績は19勝2敗1無効試合だった。

アスクレンは2021年4月、ソーシャルメディアスターのジェイク・ポールとのボクシングマッチで短期間格闘技界に復帰した。ポールはペイパービューで約50万件を売り上げた試合の第1ラウンドでテクニカルノックアウト勝ちを収めた。

解説

ベン・アスクレンは、その独特なレスリングスタイルと、対戦相手を巧みにテイクダウンし、グラウンドで制圧する能力で知られるMMAファイターでした。今回の肺移植手術は、彼の健康状態が深刻であったことを示しており、ファンや格闘技コミュニティからは彼の回復を祈る声が上がっています。彼の復帰を願うとともに、ドナーとその家族への感謝の気持ちを忘れてはなりません。

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出典: https://www.espn.com/mma/story/_/id/45705982/ex-wrestler-mma-star-askren-recovering-lung-transplant