大坂なおみ、全米OP準決勝進出 優勝以来5年ぶり

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サマリ

  • 大坂なおみがUSオープン準決勝に進出、2018年以来5年ぶり。
  • カロリーナ・ムチョバを6-4, 7-6(3)で破る。
  • 四大大会準々決勝は無敗の5連勝。
  • 2023年7月に出産後、復帰後最高のテニスを披露。
  • 準決勝ではアマンダ・アニシモワと対戦。

大坂なおみ、タイトル獲得から5年後、全米オープン準決勝へ返り咲き

大坂なおみが、全米オープンで復活の快進撃を続けている。水曜日の夜、第11シードのカロリーナ・ムチョバを6-4, 7-6(3)で下し、2018年に優勝して以来、5年ぶりにフラッシング・メドウズで準決勝に進出した。

第23シードの大坂は、四大大会準々決勝で5戦全勝(すべてハードコート)とし、準々決勝に進出すれば必ず優勝するという流れを維持している。

「とても大きな意味があります。泣いていないのが不思議です」と大坂はコート上でのインタビューで語った。「皆さんが見ていないところで、とても多くの努力をしてきました。チームに感謝していますし、健康でいられることを嬉しく思っています。」

過去の栄光と現在

大坂が過去に四大大会で優勝したのは、2018年と2020年の全米オープン、そして2019年と2021年の全豪オープンだ。メルボルン・パークで最後にトロフィーを掲げて以来、今回まで大坂はどのグランドスラム大会でも4回戦に進むことができていなかった。

2023年7月に娘のシャイを出産して以来、初めてメジャー大会でシード選手となった大坂は、17か月の産休から復帰後、最高のテニスを披露している。16回戦では第3シードのココ・ガウフを6-3, 6-2で破り、今大会ではわずか1セットしか落としていない。

大坂のムチョバに対する勝利は、WTAトップ20の選手に対するツアーレベルでの連勝を6に伸ばし、2019-20年からのキャリア最長記録に並んだ。

試合展開と相手選手

ムチョバは、2023年全仏オープンの準優勝者であり、過去2年間ニューヨークで準決勝に進出している選手だ。今大会では145ゲームを戦い、これはオープン時代における全米オープンの最初の5試合で女性が戦ったゲーム数としては最多となる。最初の4ラウンドはすべて3セットマッチだった。

準決勝への展望

27歳の大坂は、準決勝で第8シードのアメリカ人、アマンダ・アニシモワと対戦する。アニシモワは水曜日、ウィンブルドン決勝で6-0, 6-0で勝利したイガ・シフィオンテクに対し、今回の全米オープンで番狂わせを起こして勝利した。

解説

大坂なおみの全米オープン準決勝進出は、彼女のキャリアにおける重要な転換点と言えるでしょう。出産を経て復帰後、かつての輝きを取り戻しつつある彼女の姿は、多くのファンに感動を与えています。特に、ココ・ガウフのような強豪選手を圧倒するパフォーマンスは、彼女が再びトッププレーヤーとして君臨する可能性を示唆しています。アニシモワとの準決勝は、大坂にとって大きな試練となるでしょうが、この試合に勝利すれば、彼女の完全復活は確実なものとなるでしょう。

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出典: https://www.espn.com/tennis/story/_/id/46151126/naomi-osaka-defeats-karolina-muchova-reach-2025-us-open-semifinals