大谷翔平、痛恨の被弾!悔しい緊急降板
サマリ
- 大谷翔平がロッキーズ戦で先発登板するも、4回5失点と振るわず。
- 打球が右脚に直撃するアクシデントに見舞われるも、大事には至らず。
- 試合後、大谷は「後悔の残る登板だった」とコメント。
- 監督は、打球が膝を避け太腿に当たったことに安堵。
- 次戦、パドレス戦への出場には自信を示した。
大谷翔平、痛恨の被弾で「後悔の残る」先発
デンバー発 - ロサンゼルス・ドジャースの二刀流スター、大谷翔平は、クアーズ・フィールドで行われたコロラド・ロッキーズとの初の先発登板で、忘れ去りたい内容となった。
大谷は水曜日の試合で、4回を投げ9被安打5失点という結果に終わった。さらに、打球が脚に直撃するというアクシデントにも見舞われ、途中降板となった。
4回、一死二塁三塁の場面で、大谷はコロラドのオーランド・アルシアが放った93マイルの打球を右脚に受けた。打球はナショナル・リーグMVPである大谷を直撃し、一塁線方向へ跳ね返った。大谷はボールを追いかけ、ライン上で拾い上げると、一塁へ送球しようとしたが、走者が生還し、得点を許してしまった。
監督のデーブ・ロバーツとチームの医療スタッフがマウンドに駆け寄り、大谷の状態を確認した後、大谷はそのまま続投し、5-0とリードされた状況で、その回の残りの2つのアウトを取った。ドジャースは最終的にコロラドに8-3で敗れた。
打球直撃、その後の状況
ロバーツ監督は試合後、打球は大谷の太腿に当たり、膝や骨への直接的な接触は避けられたと語った。
「膝に当たらなくて本当に安堵しました。太腿にまともに当たったからです」とロバーツは語った。「膝蓋骨に当たっていたら、話は違っていたでしょう。太腿にボールの跡を見たとき、状況を考えると、本当に安心しました。」
大谷は、同じ箇所を以前に死球で打たれたことがあると語った。
「膝に当たらなくてよかったです」と大谷は通訳を通して語った。「最悪のシナリオは避けられたと思います。治療に専念します。」
今シーズン10回目の先発
大谷は肘の手術からの回復のため、2024年は投球を行わず、今シーズンは10回目の先発となった。5失点は2022年7月以来最も多く、9被安打はキャリアハイに並んだ。
「チームを悪い状況に追い込んでしまいました」と大谷は語った。「本当に後悔の残る登板でした。もっと良い投球ができたはずです。」
打者としての貢献
打球を受けた後も、大谷は試合にとどまり、5回の打席で四球を選んだ。しかし、8回には打席に立たず、アレックス・コールと交代し、コールは三振に倒れた。大谷は二塁打と四球を記録し、連続出塁記録を18試合に伸ばした。
次戦への見通し
ロバーツ監督は、大谷が金曜日のサンディエゴ・パドレス戦に出場することに「自信がある」と語った。怪我の前から、大谷は木曜日のロッキーズとのシリーズ最終戦は休養する予定だった。
水曜日の試合前まで、大谷は勝敗なしで防御率3.47だった。今シーズン、彼は4回1/3イニング以上または80球以上を投げていない。MLB最下位のロッキーズに対し、彼は66球を投げ、うち49球がストライクだった。
大谷は打率.284で、44本塁打を放っており、フィリーズのカイル・シュワーバーと1本差でナ・リーグの本塁打王を争っている。打点は83を記録している。
解説
大谷翔平のロッキーズ戦での先発は、打球直撃というアクシデントも重なり、本人にとって不本意な結果となった。しかし、幸いにも怪我は軽微で、次戦への出場にも意欲を見せている。二刀流としてチームを牽引する大谷にとって、この日の不調を糧に、今後の活躍に期待したい。打者としての貢献も継続しており、引き続き目が離せない存在だ。
関連記事
この記事に関連して、ナショナルズ戦力外のロウ、レッドソックスへもご覧ください。ナショナルズから戦力外となったロウの移籍に関するニュースです。
この記事に関連して、8月、過剰反応? ブレーワーズ独走、メッツ苦戦…ナショナル・リーグの現状もご覧ください。ナショナル・リーグのチーム状況に関する分析記事です。
出典: https://www.espn.com/mlb/story/_/id/46034892/ohtani-gives-5-runs-takes-liner-thigh-dodgers-loss