ドルフィンズ、CBジョーンズ獲得 バーンズのACL負傷を受け

記事画像

サマリ

  • マイアミ・ドルフィンズは、CBアーティー・バーンズのACL断裂を受けて、フリーエージェントのCBジャック・ジョーンズと契約した。
  • ジョーンズは昨シーズン、ラスベガス・レイダースで16試合に先発出場していたが、トレード交渉が不調に終わり、4月7日に解雇された。
  • ドルフィンズは、ケンデール・フラーの放出、ジェイレン・ラムジーのトレードにより、昨シーズンの先発CB2人を失っている。
  • ジョーンズは、カム・スミス、イーサン・ボナー、ストーム・ダック、ケンデール・シェフィールドらと先発の座を争うことになる。
  • ジョーンズは過去にニューイングランド・ペイトリオッツに所属していたが、規律違反により解雇され、その後レイダースに移籍した経緯がある。

ドルフィンズ、バーンズのACL負傷を受けCBジョーンズと契約

マイアミ・ドルフィンズは土曜日、フリーエージェントのコーナーバック(CB)ジャック・ジョーンズと契約したと発表した。これは、アーティー・バーンズがACL(前十字靭帯)を断裂したことを受けての動きだ。

ジョーンズは昨シーズン、ラスベガス・レイダースで16試合に先発出場した。レイダースはジョーンズのトレードを試みたがうまくいかず、4月7日に彼を解雇した。

バーンズの負傷とドルフィンズのCB事情

情報筋がESPNのアダム・シェフターに語ったところによると、ドルフィンズはバーンズがトレーニングキャンプ初日にACLを断裂したため、コーナーバックを補強する必要があった。ドルフィンズは木曜日にバーンズをシーズン終了となる故障者リストに入れたが、彼の負傷の詳細は明らかにしていなかった。

マイアミは、ケンデール・フラーを放出し、ジェイレン・ラムジーをトレードしたため、昨シーズンの先発コーナーバック2人を入れ替えようとしている。ジョーンズは、カム・スミス、イーサン・ボナー、ストーム・ダック、ケンデール・シェフィールドらと、空いている2つのポジションを争うことになる。

マクダニエルHCのコメント

ドルフィンズのマイク・マクダニエルHCは今週初め、チームは現在のコーナーバックのグループに自信を持っているが、常に改善を目指すと述べていた。マイアミは今週、ベテランコーナーバックのコーネル・アームストロングとも契約しており、ジョーンズとの契約に対応して、コーナーバックのライアン・クーパー・ジュニアをウェイバーにかけた。

ジャック・ジョーンズの経歴

ジョーンズは、ニューイングランド・ペイトリオッツからウェイバーで放出された後、2023年にレイダースに加入し、24試合に出場した。彼はペイトリオッツでは1シーズンしかプレーしていない。

2024年、ジョーンズはタックル数(69)、パスディフェンス数(16)、インターセプト数(3)でキャリアハイを記録した。しかし、最も近いディフェンダーとして、88回のターゲットで698ヤード、9つのタッチダウンを許し、パサーレーティングは108.9だった。

ドラフトと過去のトラブル

27歳のジョーンズは、2022年のドラフトでペイトリオッツから4巡目で指名された。彼は、NFLでの3シーズンで、42試合(21試合先発)に出場し、7つのインターセプト、27のパスディフェンス、136のタックルを記録している。

アリゾナ州立大学出身のジョーンズは、2023年のワシントン・コマンダース戦の前夜に門限を破ったため、ニューイングランドでベンチ入りとなり、翌週に解雇された。レイダースは翌日、彼をウェイバーで獲得した。

解説

ドルフィンズによるジャック・ジョーンズの獲得は、主力CBの離脱という緊急事態に対応するための動きと言えるでしょう。アーティー・バーンズの負傷は、チームの守備陣に大きな穴を開けました。ジョーンズは、過去に規律違反を犯した経歴があるものの、昨シーズンはレイダースで先発として一定の成績を残しており、即戦力として期待されています。ドルフィンズの若手CBたちとの競争を通じて、チーム全体の底上げにも貢献することが期待されます。

関連記事

この記事に関連して、ジェッツ、QB陣の故障続出の歴史…フィールズの軽傷に安堵もご覧ください。NFLチームの故障に関する話題です。

出典: https://www.espn.com/nfl/story/_/id/45827401/dolphins-signing-ex-raiders-cb-jack-jones-source-says