大谷翔平、まさかの4打席連続三振 ドジャース移籍後初の屈辱
サマリ
- 大谷翔平がMLBキャリアで初めて、1試合で最初の4打席全て三振を喫した。
- これは大谷にとって、メジャーリーグ981試合目での出来事。
- チームはウィル・スミスの決勝打で5-4と勝利した。
- ロバーツ監督は、大谷が次戦でより選球眼を発揮することを期待している。
- 大谷は水曜日に今シーズン7回目の先発登板を予定している。
稀な大谷の記録:ドジャースのスターが最初の4打席で三振
シンシナティ発 - ロサンゼルス・ドジャースの二刀流スター、大谷翔平が、MLBキャリアでまたしても初めての経験をした。
大谷は、対シンシナティ・レッズ戦の最初の4打席で三振を喫した。これは彼の8シーズン、981試合のメジャーリーグキャリアで初めてのことだ。
この日本人スーパースターであり、ナショナル・リーグの現MVPである大谷が、1試合で4回三振したのは今回で6度目となる。今シーズンでは2度目で、前回は6月17日のサンディエゴ戦だった。
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2021年7月17日、ロサンゼルス・エンゼルス在籍時の対シアトル・マリナーズ戦では、大谷は最初の打席で遊ゴロに倒れ、その後の4打席で三振を喫していた。
大谷にとっては苦しい夜となったが、ドジャースは9回にウィル・スミスのタイムリー二塁打で5-4と逆転勝利を収めた。
「今夜、彼は(シンシナティの先発ニック・)ロドロを全く見れていなかったと思う。明らかにね。そして、彼はただスイングモードに入ってしまったんだ」とデーブ・ロバーツ監督は語った。「彼が最高の状態の時は、ボールを高く上げ、フィールドの広い部分を使う。特にこの球場では、ライト方向に打つ必要はない。しかし今夜は、スイングを我慢できなかった夜だった。」
大谷は試合前まで9試合連続安打を記録しており、その間36打数11安打、6本塁打、13打点、9得点だった。
ロドロの好投
ロドロは、大谷から1試合で3つの三振を奪った13人目の投手となった。レッズの左腕は、1回と5回にストライクゾーンから外れたカーブを振らせ、3回には94.6マイルの速球で見逃し三振を奪った。
「積極的に攻めた。間違いなく良いコースに良い速球を投げることができたし、ボールも上手く回転させることができた」とロドロは語った。
さらに、グラハム・アシュクラフトが7回に内角のスライダーで大谷から三振を奪った。
大谷は5三振目を喫する寸前だったが、4-4の9回2死2ストライクからライトフライに倒れた。次の打者だったスミスが決勝打を放った。
大谷は依然としてメジャーリーグ最多の100得点を記録している。また、ナ・リーグでは長打率(.612)、総塁打数(254)、OPS(.989)、本塁打数(38)でトップに立っている。
ロバーツ監督は、水曜日のシリーズ最終戦で大谷がより選球眼を発揮することを期待している。ニック・マルティネスがロドロと同じタイプの投手だからだ。
「マルティネスは際どいコースを攻めてくるだろう。カットボールとチェンジアップを低めに投げてくる。彼は広いフィールドを意識し、低めのボールを追いかけないようにしなければならない」とロバーツ監督は語った。
また、大谷は2023年に受けた右肘のトミー・ジョン手術からの復帰の一環として、水曜日に今シーズン7回目の先発登板を行う予定で、ドジャースは彼に4イニングを投げて欲しいと考えている。大谷は0勝0敗、防御率1.50である。
解説
大谷翔平がMLBキャリアで初めて1試合の最初の4打席で三振を喫したという事実は、彼ほどの才能を持つ選手でも、常に完璧なパフォーマンスを発揮できるわけではないことを示している。しかし、チームが彼の不調を乗り越え、勝利を収めたことは、ドジャースの総合的な強さを物語っている。大谷が次の試合でどのように修正し、再び圧倒的なパフォーマンスを見せるのか注目される。
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出典: https://www.espn.com/mlb/story/_/id/45856268/dodgers-ohtani-strikes-first-4-plate-appearances