マリナーズ、パイレーツからファーガソン獲得でブルペン強化

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サマリ

  • シアトル・マリナーズがブルペン強化のため、ピッツバーグ・パイレーツから左腕リリーバー、ケーレブ・ファーガソンを獲得。
  • パイレーツは、見返りとして19歳のマイナーリーグ右腕、ヘテル・マルティネスを獲得。
  • ファーガソンは今季、パイレーツで45試合に登板し、防御率3.74、WHIP1.09を記録。
  • マリナーズはファーガソンの今季年俸300万ドルの残りを負担し、マット・ブラッシュやアンドレス・ムニョスらと共にブルペンの重要な役割を担わせる予定。
  • マリナーズはア・リーグ西地区でアストロズを追い、ワイルドカード争いにも加わっており、戦力補強を継続している。

マリナーズ、ファーガソンをパイレーツから獲得しブルペンを強化

シアトル・マリナーズは、試合終盤のブルペン強化を目的として、水曜日にピッツバーグ・パイレーツから左腕リリーバーのケーレブ・ファーガソンを獲得する契約を完了させた。

ファーガソンの見返りとして、パイレーツは19歳のマイナーリーグ右腕、ヘテル・マルティネスを獲得した。ファーガソンは今季終了後にフリーエージェントとなる予定。

ケーレブ・ファーガソンの実績

29歳のファーガソンは、パイレーツで45試合に登板し、防御率3.74、WHIP1.09を記録。43と1/3イニングで34奪三振、14四球を与えた。今シーズン、対戦した左打者に対する被打率はわずか.167/.257/.182だった。

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主な役割

ファーガソンは主にゴロを打たせるタイプのピッチャーであり、2022年に2度目のトミー・ジョン手術から復帰後、ドジャース、アストロズ、ヤンキース、パイレーツで通算212試合に登板し、防御率3.55を記録している。マリナーズはファーガソンの2025年の年俸300万ドルの日割り計算された残りを負担し、マット・ブラッシュやアンドレス・ムニョスらと共にブルペンの重要な役割を担わせる予定だ。

マリナーズのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのジャスティン・ホランダーは声明で「ケーレブを迎え入れ、シーズン終盤に向けてブルペンを強化できることを嬉しく思います。彼は、最も信頼できる左腕リリーバーの一人であり、我々のチームにポストシーズンの経験をもたらしてくれます」と述べた。

マリナーズの現状と今後の展望

マリナーズは、ア・リーグ西地区でアストロズを追い、アメリカンリーグのワイルドカード争いにも加わっており、以前には一塁手のジョシュ・ネイラーをトレードで獲得しており、さらなる試合終盤のリリーバーと三塁手を獲得しようとしている。

ヘテル・マルティネスについて

マルティネスは元々メキシコ出身で、身長6フィート4インチ(約193cm)とされており、マリナーズのA級チームで16試合に先発し、防御率6.18を記録している。

その他の動き

マリナーズはまた、コリン・スナイダーを15日間の負傷者リストから復帰させた後、DFA(戦力外通告)とした。

AP通信がこの報道に協力した。

解説

今回のマリナーズによるケーレブ・ファーガソンの獲得は、ポストシーズン進出に向けてブルペンを強化するための重要な動きと言えるでしょう。ファーガソンは、左打者に対する圧倒的な強さを誇り、ゴロを打たせる投球術でピンチを脱する能力も高いです。また、複数のチームで実績を残しており、経験も豊富であるため、マリナーズのブルペンに安定感をもたらすことが期待されます。一方で、パイレーツにとっては、将来性のある若手右腕のヘテル・マルティネスを獲得することで、長期的なチーム再建の一環としての意味合いが強いと考えられます。マルティネスは、まだ粗削りな部分も多いですが、恵まれた体格から将来的に先発ローテーションの一角を担う可能性も秘めています。今回のトレードは、両チームの戦略的な思惑が一致した結果と言えるでしょう。

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出典: https://www.espn.com/mlb/story/_/id/45863217/sources-mariners-acquire-caleb-ferguson-trade-pirates