水星・トーマス、トリプルダブル記録を更新!
サマリ
- アリーサ・トーマスがWNBAシーズン最多となる7回目のトリプルダブルを達成。
- マーキュリーがスパークスに92-84で勝利。
- トーマスは12得点、16リバウンド、15アシストを記録。
- トーマスは自身の記録を更新し、WNBA史上初の記録も達成。
- マーキュリーはWNBAの順位で4位に浮上。
マーキュリーのアリーサ・トーマスが自身のトリプルダブル記録を更新
ロサンゼルス発 - アリーサ・トーマスが12得点、16リバウンド、15アシストを記録し、WNBAのシングルシーズン記録となる7回目のトリプルダブルを達成した。フェニックス・マーキュリーは、ロサンゼルス・スパークスを92-84で下した。
トーマスは試合時間残り2分50秒でレーン内のショットを決め、キャリア18回目のトリプルダブルを達成した。2023年に自身が樹立したシーズン6回のトリプルダブルの記録を塗り替えた。
「これが私のキャリア全体でのゲームスタイルだと思う」とトーマスは語った。「チームメイトがオープンショットを決めてくれたおかげだ。私は落ち着いて自分のゲームをプレーし、見える状況を判断することができる。今夜も同じだった。」
WNBA史上初の快挙
トーマスは金曜日の試合で13得点、12リバウンド、16アシストを記録して勝利に貢献し、WNBA史上初の10得点以上、15リバウンド以上、15アシスト以上を1試合で達成した選手となった。彼女はまた、WNBAまたはNBAの歴史の中で、2試合連続で12リバウンド以上と15アシスト以上を記録した最初の選手でもある。
そして、彼女は体調不良と闘いながらこれを成し遂げた。
「乗り越えられて嬉しい。まだ最高の気分ではないが、勝利は常に助けになる」と彼女は語った。
試合展開
トーマスは前半、フィールドゴールを2回試投し、わずか1得点だったが、10アシストと7リバウンドを記録した。それでも彼女は8月に6回目のトリプルダブルを達成した。WNBAの歴史の中で、1ヶ月に複数のトリプルダブルを達成した選手は他にいない。また、キャリアで4回以上のトリプルダブルを達成した選手も他にいない。
チームメイトのカリーア・カッパーは「彼女はガードするのが難しすぎる。彼女は得点できる。彼女はパスもできるから、視野を奪いたいんだ。そして、毎晩マッチアップの問題になる」と語った。「彼女は毎晩これをやっているんだ。」
チームの順位
フェニックス(23勝14敗)は、ニューヨーク(23勝15敗)を抜き、WNBAの順位で単独4位に浮上した。
サトゥ・サバリーがチーム最多の19得点を挙げ、カッパーが18得点を加えた。サミ・ウィットコムは最初の6本の3ポイントシュートのうち5本を決め、17得点で終えた。デワナ・ボナーは14得点を加えた。
マーキュリーは3ポイントレンジから25本中11本を成功させ、そのうち9本はベンチからの選手によるものだった。
スパークスの奮闘
ディアリカ・ハンビーはロサンゼルス(17勝19敗)のために25得点、8リバウンド、5スティールを記録した。リケア・ジャクソンは21得点、4本の3ポイントシュートを決め、ケルシー・プラムは20得点を挙げた。プラムは今シーズン700得点に到達し、キャリアで3回目の達成となった。
解説
アリーサ・トーマスの歴史的なトリプルダブル達成は、彼女の卓越した多才性とチームへの貢献を改めて証明する出来事となりました。体調が万全でない中でのこのパフォーマンスは、彼女のプロ意識と勝利への強い意志を示すものです。また、この勝利によってマーキュリーはプレーオフに向けて勢いを増し、より有利なポジションを獲得しました。トーマスの今後の活躍が、チームのプレーオフでの成功を左右すると言えるでしょう。
関連記事
この記事に関連して、フィーバー含むWNBA 5チーム、プレーオフ進出の可能性もご覧ください。WNBAのプレーオフ進出争いに関する情報が掲載されています。
この記事に関連して、リンクス・コリアー、足首負傷から復帰戦で32得点!もご覧ください。WNBA選手の活躍に関する記事です。