NFL第5週の煽り:セインツ、ダートに痛烈な一撃

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サマリ

  • NFL第5週は、二桁得点差での勝利や劇的な逆転劇が多数発生し、各チームが勝利を祝うとともに、対戦相手を揶揄するような巧妙な投稿(トロール)を行った。
  • ニューオーリンズ・セインツはニューヨーク・ジャイアンツに勝利し、その際、ジャイアンツのクォーターバックであるジャクソン・ダートの名前をもじった投稿で勝利をアピールした。
  • ダラス・カウボーイズはニューヨーク・ジェッツに勝利し、ジェッツの応援チャントをもじった投稿で勝利を祝った。
  • デンバー・ブロンコスはフィラデルフィア・イーグルスに逆転勝利し、野球の試合での騒動を引用した画像でイーグルスを揶揄した。
  • カロライナ・パンサーズはマイアミ・ドルフィンズに逆転勝利し、転倒した魚の入ったボウル(魚の飼育に使われるもの)の画像でドルフィンズを揶揄した。

😈 NFL第5週のトロール:セインツのダートへの意地の悪い一撃 😈

NFL第5週では、2桁得点差での勝利や劇的な逆転劇が数多く見られ、それを受けて巧妙なトロール(相手をからかう投稿)が飛び交った。

エディターのおすすめ

ニューオーリンズ・セインツはニューヨーク・ジャイアンツに26-14で勝利し、今シーズン初の勝利を挙げた。セインツは第2クォーター残り13分1秒で14-3とリードされていた。しかし、その後はジャイアンツに得点を許さず、5つのターンオーバーを誘発し、そのうちの1つは86ヤードのタッチダウンリターンにつながった。

セインツのクォーターバックであるスペンサー・ラトラーは、225ヤードと1つのタッチダウンを投げた。ニューヨークのクォーターバックであるジャクソン・ダートは、NFLでのキャリア2度目の先発で、202ヤード、2つのタッチダウン、2つのインターセプトを記録した。

セインツはダートに焦点を当てたトロールを行い、投稿に「DARTED TO THE W(勝利へダート)」とキャプションを付けた。

DARTED TO THE W #Saints | @Gatorade pic.twitter.com/1WXKLNw1gz

以下は、第5週のその他の注目のトロールである。

ダラス・カウボーイズ 37, ニューヨーク・ジェッツ 22

ダラス・カウボーイズは、第4週にグリーンベイ・パッカーズと引き分けた後、ニューヨーク・ジェッツに対して快適な試合運びを見せ、勝利を収めた。

カウボーイズのクォーターバックであるダック・プレスコットは、237ヤードと4つのタッチダウンを投げ、ランニングバックのジャヴォンテ・ウィリアムズは135ヤードを走り、2つのスコアを記録した。ジェッツのクォーターバックであるジャスティン・フィールズも、283パッシングヤードと2つのタッチダウンを記録した。

カウボーイズの勝利には、ジェッツの応援チャント「J-E-T-S」をもじった「B-O-Y-S」というシンプルな投稿が添えられた。

'B-O-Y-S #DALvsNYJ | @WinStarWorld pic.twitter.com/BzBk3R4FbG

デンバー・ブロンコス 21, フィラデルフィア・イーグルス 17

デンバー・ブロンコスは、第4クォーターに18点を連取し、フィラデルフィア・イーグルスに対する勝利を掴み取った。

フィラデルフィアは、最終フレームで17-3のリードを保ち、楽勝ムードだった。しかし、デンバーはスリー・アンド・アウトを2回強要し、2つのタッチダウンをスコアして1点差まで追い上げた。その後、ブロンコスは残り時間1分11秒でフィールドゴールを決め、イーグルスの攻撃を抑えて勝利を確実なものにした。

デンバーは、9月に起きたホームランボールをめぐる騒動を引用した。この騒動では、若いフィラデルフィア・フィリーズのファンにボールが渡された。今回の場合、ブロンコスは自分たちのために「W(勝利)」を奪い取った。

pic.twitter.com/nTKSzmCSth

カロライナ・パンサーズ 27, マイアミ・ドルフィンズ 24

逆転劇といえば、カロライナ・パンサーズは敵地でマイアミ・ドルフィンズを破った。

カロライナは第2クォーター残り10分48秒で17-0とリードされていたが、その後は27-7とマイアミを上回った。ESPNリサーチによると、17-0とリードされた状況から勝利したのは、パンサーズ史上最大の逆転劇となる。

勝利にはシンプルなトロールが添えられ、カロライナは転倒した魚の入ったボウル(魚の飼育に使われるもの)を投稿した。

Made a SPLASH pic.twitter.com/8Ushyymzsa

ワシントン・コマンダース 27, ロサンゼルス・チャージャーズ 10

ワシントン・コマンダースは、ロサンゼルス・チャージャーズに対し、第1クォーター以降は無失点に抑え、勝利を確実なものにした。

ワシントンは第1クォーターに10-0とリードされたが、その後は27点を連取してロサンゼルスを圧倒した。膝の怪我から復帰したコマンダースのクォーターバックであるジェイデン・ダニエルズは、231ヤードと1つのタッチダウンを投げ、ルーキーランニングバックであるジャコリー・クロスキー=メリットは、111ヤードと2つのスコアを記録した。

ワシントンは、2000年代半ばの映画「シャークボーイ&ラヴァガール」のシーンを編集したものを投稿した。この場合、ラヴァガール(コマンダース)は、「L」でミスター・エレクトリック(チャージャーズ)を凍らせている。

W pic.twitter.com/kx84OroNbE

デトロイト・ライオンズ 37, シンシナティ・ベンガルズ 24

デトロイト・ライオンズは、シンシナティ・ベンガルズを相手に危なげなく勝利し、4連勝を飾った。

ライオンズは、ランニングバックのデビッド・モンゴメリーがタッチダウンを記録した後、第3クォーター終了時点で28-3とリードした。ライオンズのランニングバックであるジャーミア・ギブスもスコアを記録した。ESPNリサーチによると、ギブスとモンゴメリーが同じ試合でタッチダウンを記録したのは14回目となる。これは、スーパーボウル時代が始まった1966年以降、カウボーイズのエミット・スミスとダリル・ジョンストン以来、ランニングバックのチームメイトとしては最多タイとなる。

日曜日の試合はベンガルズの「ストライプ・ザ・ジャングル」マッチアップだったため、ライオンズは試合後のトロールで、自分たちがジャングルの王様だと主張した。

Kings of the Jungle pic.twitter.com/yd2FkPpUNh

サンフランシスコ・49ers 26, ロサンゼルス・ラムズ 23

「サーズデーナイトフットボール」でのNFC西地区の対戦は、勝者を決定するのに延長戦が必要だった。サンフランシスコ・49ersは、敵地でロサンゼルス・ラムズを破った。

レギュラー時間残り42秒で3点差をつけられたラムズは、フィールドを前進し、ジョシュア・カーティによる48ヤードのキックでオーバータイムに持ち込んだ。49ersは延長戦でボールを保持し、フィールドゴールを決めた。ロサンゼルスは、サンフランシスコの11ヤードラインで4thダウン1ヤードを獲得できず、49ersの勝利が確定した。

サンフランシスコは、試合後のトロールで、SoFiスタジアムでのロサンゼルスの「誰の家?」という応援をアレンジした。

WHOSE HOUSE??? pic.twitter.com/5kT7gBYVt2

解説

NFL第5週は、試合内容だけでなく、各チームがSNSで展開したユーモア溢れる「トロール」合戦も大きな話題となりました。勝利チームは、対戦相手の選手名をもじったり、相手チームの応援チャントを逆手に取ったり、過去の出来事を引用したりと、さまざまな手法で勝利をアピールしました。これらの投稿は、ファンにとっては試合後の楽しみの一つとなっており、SNS上でのチーム間の競争をさらに盛り上げています。

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出典: https://www.espn.com/nfl/story/_/id/46501465/nfl-week-5-trolls