WNBAの試合で観客が性的玩具を投げ込み逮捕
サマリ
- アトランタ・ドリームの試合中にコートに性的玩具を投げ込んだ人物が逮捕された。
- WNBAは、コートに物を投げ込んだ場合、退場処分と最低1年間の入場禁止処分を科すと発表。
- シカゴ・スカイの試合でも同様の事件が発生し、選手や関係者から非難の声が上がっている。
- WNBAは、アリーナ内の安全性と選手、関係者、ファンの保護を最優先事項としている。
- アリーナのセキュリティ体制強化を求める声も上がっている。
WNBA:性的玩具をコートに投げ入れたファンを逮捕
ニューヨーク発 - WNBAは土曜日、今週初めにアトランタ・ドリームの試合でコートに性的玩具を投げ込んだ人物が逮捕されたことを発表した。リーグはまた、コートに物を投げ込んだ場合、即時退場処分となり、最低1年間の入場禁止処分が科されると警告した。
アトランタとシカゴで発生した不祥事
問題となった事件は、ジョージア州カレッジパークで行われた火曜日のドリーム対ゴールデンステートの試合の第4クォーター終盤に発生した。さらに、金曜日にはシカゴで行われたゴールデンステート対スカイの試合で、第3クォーター中に笛が吹かれて試合が中断された後、バスケットの下に別の性的玩具が投げ込まれた。審判がその物体を脇に蹴り、その後回収された。ゴールデンステートが73対66でスカイに勝利した試合での出来事だった。
シカゴ・スカイの試合で物を投げ込んだファンが逮捕されたかどうかは不明である。
リーグの声明と選手の反応
WNBAは声明で、「アリーナ内のすべての人の安全と健康は、リーグにとって最優先事項です。コート上または座席エリアに投げ込まれたあらゆる種類の物体は、選手、試合関係者、ファンにとって安全上のリスクとなる可能性があります」と述べた。「WNBAアリーナセキュリティ基準に準拠して、故意にコートに物を投げ込んだファンは即時退場となり、地方当局による逮捕および起訴に加えて、最低1年間の入場禁止処分が科されます。」
スカイのセンターであるエリザベス・ウィリアムズは、金曜日の試合後、「非常に失礼です。その意味がまったく理解できません。本当に幼稚です。そのような行為をしている人は成長する必要があります」と語った。
ニューヨーク・リバティのフォワードであるイザベル・ハリソンは、金曜日にソーシャルメディアでこの状況について投稿した。
「アリーナのセキュリティは?!いますか?!」ハリソンはX(旧Twitter)に投稿した。「もっとしっかりしてください。面白くありません。決して面白くありませんでした。コートに何かを投げることは非常に危険です。」
アリーナのセキュリティ対策
WNBAアリーナでは、セキュリティ手順が設けられており、多くの場所でバッグの持ち込みが禁止されているか、透明なバッグのみが許可されており、そのサイズも制限されていることが多い。すべてのバッグは、アリーナへの入場時に検査される。
WNBAの取り締まり強化
今回の事件を受け、WNBAはアリーナのセキュリティ対策を強化し、違反者に対する処分を厳格化することで、同様の事態の再発防止を目指している。リーグは、ファンに対し、スポーツマンシップにのっとり、選手や関係者への敬意を払うよう強く求めている。
解説
一連の性的玩具投げ込み事件は、WNBAの試合におけるセキュリティ体制の甘さと、一部ファンの不適切な行動を浮き彫りにした。リーグが迅速に対応し、厳しい処分を科すことで、同様の行為を抑止し、アリーナの安全性を確保しようとしている姿勢がうかがえる。今後は、より一層のセキュリティ対策強化とともに、ファンへの啓発活動を通じて、健全な観戦環境を醸成していくことが重要となるだろう。
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出典: https://www.espn.com/wnba/story/_/id/45888185/fan-arrested-throwing-sex-toy-valkyries-dream-game